The World
舞台世界と物語の概要

物語の舞台について

カハラディア Kajaladia

アトランティア大陸の北西部に位置する亜寒帯性湿潤気候の地域。豊かな自然が広がり、バイソンやヘラジカなどの大型の野生動物が数多く生息する。此処には「鳥獣人」と呼ばれる鳥や獣のような身体の特徴を持つ人種が暮らし、独自の文化を築いている。

ユーリタニア Euritania

大陸の南西に位置する地中海性気候の温暖な地域。農業と牧畜を交互に行う混合農業が盛ん。この地域の人々は長らく「神の教え」に縛られていたが、その価値観が崩壊し、大規模な文化革命が起こった。そして北部の未開拓の大地、カハラディアを目指そうという動きが高まる。

「鳥獣人」と「真人間」の起源と歴史

各民族の関係と、物語の概要

カハラディアの原住民たちは、姿の似た者同士で部族を形成している。さらに、北と南でそれぞれ近隣の部族同士で同盟を結んでいる。北部の先住民族はまとめて「ネネ・ピズ」と呼び、南部の先住民族はまとめて「アウライ」と呼ばれていた。

ネネ・ピズとアウライは昔から対立しており、諍いが絶えなかった。ユーリタニアからカハラディアに最初に入植したエスニア帝国は、先に接触したアウライたちと交易を通じて関係を深めている。一方後から入植したアルゴメア王国は、ネネ・ピズとの接触を試みようとするが……。